掲載日2016年12月08日
みなさんこんにちは!みんなの森づくりHP担当の後藤です。
今年ものこりわずかとなってきた今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
そろそろお正月の準備をはじめる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、お正月の風物詩、門松は何でできているでしょうか・・・そう、竹です!
里山を整備するとともに、里山で採れるものを有効活用して色々なものをつくるなどの体験を通じて、里山に親しみ、遊ぶ楽しみを知ってもらう「豊かで美しい森づくり事業」。
第1回となる「里山の整備」は平成28年10月1日(土)に大分市大字竹中「竹中憩いの広場(NPO法人 碧い海の会作業場)」にて開催しました。
当日は「NPO法人 碧い海の会」のみなさんを講師とし、応募者のみなさんをはじめ、地元のみなさんにもご参加いただきました。
午前中は竹林の中に入っていき、竹を切り出します。
ヘルメット・軍手を装着、のこぎりを片手にいざ竹林へ!!
竹林を少し進むと少しだけ開けた場所に到着!
そこでのこぎりの使い方や竹の倒し方のレクチャーを受けました。
気の抜けない作業だけに、みなさん、真剣な面持ちです・・・
竹が倒れる方向に注意しながら、慎重に竹を切っていきます。
このとき、近くの竹にもロープをひっかけ、倒れる方向をコントロールすることで、安全を確保しながら竹を倒していきます。
長年、里山を守る活動を続けてきた、講師のみなさんの技が光ります。
子どもたちだって負けていません!
倒れた竹を小切りにして運びやすいサイズにしていきます。
竹が倒れるときは大きな声で周りの人にお知らせしてくれました。
そして作業の終盤にはついには講師の方から免許皆伝。
竹を切り出したり、ロープを結んだりと、大人顔負けでした(笑)
お昼ごはんを食べる頃には、すっかり暖かくなり、青空の下、講師の先生方のご厚意で提供いただいた「だんご汁」と「焼き芋」をいただきました。
さて、おいしいお昼ごはんの後は作業に戻ります!
午後からは切り出した竹を斜めに切って竹灯篭をつくります。
この作業、斜めに切るのも、もちろん大変なのですが、
本当に難しいのは、竹灯篭が地面にきちんと立つように、竹灯篭の底をまっすぐに切ることです。
少しでものこぎりの刃の向きがズレるとこのように、
傾いた竹灯篭になってしまいます(事務局 作)。
しかし、今回の参加者のみなさんは粒ぞろい!
のこぎりを使いこなし、立派な竹灯篭が次々に出来上がっていきます。
小さな匠たちもこの通り・・・!
傾いた竹灯篭をアームで固定し、微調整する講師顔負けの役割を率先して担ってくれる子もいました。
疲れたら輪投げで小休憩。
微調整の結果できた竹の輪っかと鉄杭をつかって輪投げに挑戦していました。
子どもたちの遊びに対する自由な発送には毎回驚かされるばかりです。
作業開始から1時間。
予定よりも早く、立派な竹灯篭がたくさん出来上がりました!!
こうして、豊かで美しい森づくり事業の第1回目「里山の整備」は無事終了しました。
ご参加いただいたみなさん、講師のみなさん、そしてご協力いただいた地元のみなさん、大変お疲れ様でした!!
P.S
今回みなさんがつくってくださった竹灯篭は平成28年10月15日(土)に戸次本町で開催されたお祭り「よいやかがり火」で使用され、戸次の夜を優しく、幻想的に彩りました。
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!